インバウンドとは?
- Martha
- 2018年6月17日
- 読了時間: 2分
3年ほど前から、若い頃からの夢だった通訳案内士の勉強を始めていました。
幸運にも、去年の試験に合格し、3月には免許を申請し、登録証をいただきました。
先週一週間ほど、レッスンをお休みさせていただき、通訳案内士の研修のために空港、大阪、京都、金沢などの研修に参加させていただきました。
ここ十年で、日本への外国人観光客の数が3倍以上増加し、去年は3000万近くの訪日外国人の方がいらっしゃいました。2020年の東京オリンピックに向けて、政府は4000万人の訪日外国人数を目指しています。
どうやら、それも簡単に達成されそうな勢いです。
最近、ニュースなどでは、インバウンド、という言葉をよく耳にします。
今週の高校生のレッスンで、「インバウンド」という言葉を知っている? という質問をしてみました。
意外にも、知っている、という生徒はゼロでした。
元々は「外から中に入り込む」という意味だが、一般的に外国人の訪日旅行の意味で使われることが多い
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
一時、流行語ともなった「爆買い」はインバウンド効果でした。
金沢の兼六園近くでコンビニを経営する知人は、外国人客がとても多く、カタコトの英語を使って四苦八苦している、と話していました。
訪日外国人のほとんどは、アジア人ですが、世界共通語となった英語は、外国人のみなさんとのコミュニケーションとしての役割を十分に果たしています。
今後、日本人も「本気で」英語を身につける時がやってきますね。
新しく改訂されたECCの小学生のテキストでは、このインバウンドを意識した項目、日本の文化を外国人に説明するトピックも導入されています。
個人的には、研修にて訪れた日本の名所の素晴らしさに改めて感動しました。
そして、日本の誇るべき文化を世界に発信すること大切だと感じました。
Comentários